中部電力の契約をこれ以上、上げられませんと言われたお宅必見!
- 2018/03/22
- 23:49
超ローカルな電気屋さん、あんしん電気さかい の酒井央員(ひさかず)です!
大口町のお客様より『中部電力に聞いたら契約をこれ以上、上げられません』と言われたそうです。
なぜ中部電力の契約を上げられないのか⁉︎
その原因は、幹線ケーブルが細くて上げられないからです。ケーブルには流してよい電流の大きさ (許容電流)が、ケーブルの太さによって違います。細いケーブルより太いケーブルの方が、多くの電流が流せます。ケーブルの許容電流以上の電流が流れると、ケーブルが溶けてしまいます。火災の原因になりとても危険です。
お客様の既存設備状況
・幹線ケーブル VVR8゜(許容電流 42A)
・主幹漏電ブレーカー(EB)30A
・現在の中部電力の契約容量→40A
※ケーブルの許容電流42Aより大きな50A以上の契約は出来ない。
(解決方法)
・幹線ケーブルを太い (許容電流が大きい)物に取り替える
・分電盤取替え (メインブレーカーを大きくする)
※主幹漏電ブレーカーの更新推奨時期は『製造後13年

古い漏電ブレーカー (漏電遮断器)は、EB。
新しい漏電ブレーカー (漏電遮断器)は、ELB。
EBとELBの違いは何ですか?
★EBは漏電のみのブレーカー。
電流がオーバーしても動作しません。火災の原因になる恐れがある。
中性線欠相保護がない。漏電ブレーカーが故障して100V回路に過電流が流れ家電が破損する恐れがある。
★ELBは漏電の機能とリミッターの機能を併せ持ったもの。
電流がオーバーしても動作します(過負荷機能がある)
中性線欠相保護付きなので、ブレーカーが故障しても保護機能が働き安全。
幹線ケーブルを新しい太いケーブルに、分電盤を取り替えました!

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