大口町のお隣、扶桑町のお客様です。
電気のトラブル、漏電しているので診てほしいと、連絡をいただきました。
お客様:「漏電は7番回路、2階のエアコンコンセントの回路が怪しい」と言われました。
あとで分かった話ですが、停電した時の対応方法という紙を見て調べたみたいです。
停電した時の対応方法
漏電して主幹漏電ブレーカーが落ちてしまった。下の中部電力の書類を見て、
安全ブレーカーを全て「切」にして、主幹漏電ブレーカーを「入」にしてから、
順番にひとつずつ安全ブレーカーを「入」にしていきます。
主幹漏電ブレーカーが切れた場合、直前に「入」にした安全ブレーカーが漏電している
可能性があります。
詳しくは、あんしん電気さかいホームページの下のリンクをご覧ください。
「教えて!あんしん電気さかいくん」コラム Vol.2 ブレーカーが落ちる原因は3つ!漏電の時の対処方法!

主幹漏電ブレーカーが切れると、家じゅう停電状態になります。
早速、お客様の家に急行して、漏電回路が7番なのか、他の回路は大丈夫かを絶縁測定器(メガー)
で計測しました。値(絶縁抵抗値)が悪い回路が、7番の他にもう1回路ありました。

漏電原因1:エアコンコンセントの「アース線」の差し間違い
緑色のアース線が、コンセント端子の正しい所に挿入されていませんでした。下の写真(左側):緑色のアース線が、白線(設置極側)の所に間違って挿入されていました。
下の写真(右側):緑色のアース線を正しい所に挿入しました。

漏電原因2:防水コンセントの「アース線」がトタン板に接触
もう1カ所の原因も「アース線」でした。
この防水コンセントの回路は、キッチン、浴室、洗面所などと同じ回路でした。
洗濯機、冷蔵庫、電子レンジなどのアース付きコンセントをひとつづつ外しながら、
分電盤で絶縁抵抗値が改善されないか、しらみつぶしに確認していきます。
結局、原因は屋外の防水コンセント。外壁のトタン板(金属)に防水コンセントの
線が接触していたみたいです。線にビニールテープを巻いたら、絶縁抵抗値が改善されました。
これで、漏電ブレーカーが働いて、停電する事はなくなりました。よかったです。
お客様のご主人さんも、最近テレワークで家で仕事する機会が増えているそうで、
迅速な対応に対して、とても喜んでいただけました。

電気でお困り事、ご質問がありましたら
フリーダイヤル 0120-50-3651(ゴー!365日行きます!!)